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子供の王国 II

"the jewish pentagram"の文字。でもユダヤの魔法陣ってこんなにトゲトゲ多かったっけ? 謎の詩。字体からすると魔法陣を記した人物の作品だろうか。 謎の詩その2。字体からすると(略)。なぜかid:delete_allさんのことを思い出す。

子供の王国

どうして、こんなことになってしまったのだろう。 この階段をみると、その疑問の答えも何となくわかったような気になる。おれには建築工学の知識が全くないので、もちろんこれは素人の印象に過ぎないのだけども、これでは全く強度が保てないのではないか。こ…

酒鬼薔薇聖斗

それがどれだけ印象的な事件であっても、卑劣な犯罪を時代の象徴のように扱うのは慎むべきだ。ともすれば、おれたちはオウム真理教が起こした事件を、流行歌のように懐かしく思い返してしまう。青春時代の映画のように、世代的体験として消費してしまう。お…

バカが床屋談義して、何が悪いの?

バカな人間は喋ってはいけない。無力な人間は何もするべきではない。優秀な僕たちの邪魔になるからね。 これはおれの被害妄想である可能性が高いんだけど、どうもそこかしこでそんなことを言われているような気がしてならない。 バカと暇人のものであったは…

大山

大山に行ってきました。子供や老人、チワワまでが余裕で山頂へと駆け上がってゆくなか、おれだけが尋常じゃなくへたばっていて、ザックをレンズでパンパンにしてしまったせいだ、荷物さえ軽かったらおれだって鼻唄混じりに登っているはず、なんて負け惜しみ…

金沢、ひがし茶屋街

ひがし茶屋街ではボランティアらしき男性がお座敷文化のことをいろいろと説明してくれたのだけど、何と言うかこう、独特な雰囲気を持った人だったね。良くいえば貴族的、悪くいえば高慢な感じでさ。「本来であれば一般人は絶対に入ることはできませんよ」っ…

レイシストの友人

つきあいが途絶えてしまってもう長い年月が経つのだが、僕にはかつてレイシストの友人がいた。彼の差別対象は両手の指では足りないほど多岐にわたるものだった。 中国人。韓国人。ユダヤ人。女性。左翼。同性愛者。生活保護受給者。身体障害者。精神障害者。…

忘れられた日本人

忘れられた日本人 (岩波文庫)作者: 宮本常一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1984/05/16メディア: 文庫購入: 49人 クリック: 366回この商品を含むブログ (215件) を見る それでもそれからあそびが一つふえたわけで、子守りたちがおらにもいれて、おらにも…

さあ、何を書いてみようか。

金沢、豊かな都市

こないだラジオで聴いた話なんだけども、富山県人には隣県である石川県人に対してコンプレックスを感じる人も少なくないという。 おれの知り合いに富山人はいないから、ほんとうかどうかはわからない。けれども、そうした与太話がえらく説得的に感じられるく…

旅なんてしない人

基本的に、おれは旅先での思わぬ出会いを喜ぶような人間ではない。もちろん、全く喜ばないわけではないのだけれども、最終的にはわずらわしいと感じてしまうことの方が多いのだ。大して興味のない話にほおほおと相づちを打つのも面倒だし、話が盛り上がった…

東京の島々

もしもビーチに出かけたいのなら、島の西側を目指すといい。民宿はだいたい島の東側にあることが多いから、あなたはちょっとばかり足をのばさなくてはならないかもしれない。といっても、なにぶん小さな島だから、自転車を借りればあっというまに島の反対側…

Ruins of Aerial railway

今となってはもう、廃墟を訪れても何の喜びも感じない。三十近くになってもまだこんなことに興じている自分の愚かさが身に染みるばかりだ。年齢的な問題は置いておいたとしても、あれほど恐ろしい大破壊のあとに、このような呑気な写真が許されるはずもない…

Camp Kinser

東京の砂漠(OHT.6)

砂漠を、なめていた。ミルクを流したような霧が視界を覆うこの天上世界では、方向音痴なおれの感覚など全くあてにならないから、おれは石で記された登山道から一歩も外れることができなくなってしまう。吹きすさぶ砂塵が、おれのカメラのAFを狂わせる。無限…

オスカー・ワオの短く凄まじい人生

オスカー・ワオの短く凄まじい人生 (新潮クレスト・ブックス)作者: ジュノディアス出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/02メディア: ハードカバー購入: 12人 クリック: 441回この商品を含むブログ (114件) を見る ああ、ドミニカの男が一度もやらずに死ぬな…

マイ・バック・ページ

「『真夜中のカーボーイ』でもダスティン・ホフマンは『怖い、怖い』っていって泣いたの。憶えている?」 「いや憶えていない。泣く男なんて男じゃないよ」 「そんなことないわ。私はきちんと泣ける男の人が好き」 そんな会話をした。 「あの映画の中でダス…

日常の無責任

ばらの花を、買った。時代錯誤なほどに赤いばらだ。そんなの柄じゃないのは承知の上だし、おれの方だってべつだん赤いばらが好きなわけじゃない、好みで言うなら白に少し緑色がまじったような色合いがおれは好きなんだ。じゃあなんで買ったんだっていうと、…

台風と技師

子供のころに住んでいた島には、年に一度は大きな台風がやってくる。吹き荒れる風は木々をなぎたおし、町の看板を吹き飛ばす。それくらいならまだいいのだけども、空気を読まない風どもは電線までもやがて断ち切り、家々はたやすく停電状態に陥ってしまう。…

せめて、もっと人殺しの顔をしろ

TVでは、芸能人が我々に呼びかけている。「デマに騙されないようにしよう」ずいぶんと難しいことを言ってくれる、とおれは思う。デマに騙されようと思って騙される人間はいない。みな、正しいことをするつもりで間違えるのだ。 芸能人たちはこんなことも言っ…

なぜ、安心しているのか?

不安に陥る、という表現がある。ちょっと前のおれを表すのに、これ以上適した言葉はないだろう。おれは確かに不安に陥っていた。もちろん、不安の源は原発だ。で、今のおれがどういう状態にあるかっていうと、これはなかなか表現が難しい。おれはいま、安心…

それからの十日間

あの地震のあとには、あらゆるものの見え方が変わってしまった。というのはやはり言い過ぎで、変わるものもあれば変わらないものもある。今日の気分はどちらかといえば、変わっていない、という方向に流れているかもしれない。それでも、風のにおいや空の色…

希望の国

さて、沖縄の帰属問題は、近く開かれる講和会議で決定されるが、沖縄人はそれまでに、それに関する希望を述べる自由を有するとしても、現在の世界情勢から推すと、自分の運命を自分で決定することのできない境遇におかれていることを知らなければならない。…

新大久保探索日記

新宿辺りで写真を撮っていると、何だか偉い写真家になってしまったような気がしてくる。 もちろん、気のせいでありました。

待ちつづける

とある駅の改札口に、誰かを待ちつづける男がいる。男の顔に刻まれた皺は深いものだったけれども、そのからだつきは頑健そのもの、といった雰囲気で、相当な強度の肉体労働に長年従事していたのだろうことが想像できる。中年も半ばを過ぎて、老人の半歩手前…

ブログが殺しにやってくる/ブロガー殺しにやってくる

いまさら、こんなことを言い始めるのもどうかと思うのだけれども、2004年の1月31日。これはこの日記に記された最も古い日付なんだけども、ということは、つまり、おれが日記をつけはじめてから、もう7年弱の月日が流れているということなんだよね。…

あるいは、本来あるべきだった小島よしおのように / 榎屋克優「日々ロック」

ロックという言葉を口にするときには、いつもとてつもない気恥ずかしさに襲われる。音楽のジャンルとしてではなく、「ロック」というある種の価値観……たとえば「反体制的精神」なんてもの……について語るときには、とくにそうだ。今という時代にあっては、も…

もしも、もしも、もしも

もしも、僕が史上最高の超能力者だったら、この世から「もしも」という言葉を放逐してしまうだろう。「もしも」と心のなかでつぶやいたら、それはすでに叶っている、そんな世界を造るだろう。 もしも、誰も死ぬことがなかったら。もしも、世界中の人々が笑っ…

新しい歌をたずさえ、文学フリマへ!

まずは、この歌をお聴きください。The Chimpest/Megalo Jacuzzi Riot! 今回も、文学フリマ(http://bunfree.net/)に参加することになりました。 前回にひきつづき、「UMA-SHIKA」という雑誌で小説を載せてもらっています。 タイトルは「絶滅と初恋」 先ほど…

たとえどんな罰をうけようとも、狼は自由を叫びつづける!

条例……? くだらねえな、犬にでも喰わせてなよ、そんな無粋な代物は……。 なあおい、おれたちは生まれながらにして完璧に自由なんだぜ。 そのことは絶対に忘れちゃあいけない。 何があっても、だ。 狼に首輪をつけようなんて奴らには、髪の毛ひとすじの譲歩だ…

ゆとりをうらやむ歌

人類がいちばん腐っていた時代に生まれ育った老人たちが、今日も若者たちを罵っている。彼らが言うには、最近の若者たちは「とにかく覇気がない」し、「ゆとり教育のせいで競争心を失い」「向上心も持たず」「欲しいものさえもない」「去勢された羊のような…

京浜ロックフェスティバル2010

京浜ロックフェスティバルの舞台となった扇島は、ほとんど非現実的といっていいほど不思議な場所だった。 陸と海の境があいまいで、景色の奥で地面が動いた! と思ったらそれは船だったりするのだ。 不思議なコンビニ。カップラーメンと飲み物くらいしか売っ…

黄金町バザール

ピンぼけもやむをえないほどの愛らしさ。高架下に、意味ありげなしるし。意味なさげな雑巾。※参考 今年の黄金町バザールは、とにかく日ノ出竜宮へ 「黄金町バザール」とは結局なんなのか

瀬戸内国際芸術祭

ラ・ムーのヴォーカリスト、菊池ィ!寛さんだァ!瀬戸内国際芸術祭、夏のハイシーズンは過酷なんだろうなあ……と思いつつ行ったらば、実際に過酷だった。瀬戸内の海には、冗談みたいな形をした山が浮かんでいる。最後まで、この山のことばかり考えていた。

悪人

2時間半近い上映時間が非常に長く感じられたのは確かで、おそらくもう二度観る事はない映画だろうとは思うんだけど、闇に沈む三瀬峠と、そこを走り抜けてゆく白いGTRの姿、おれはおそらくその光景を何度も思い出すだろうし、それだけで十分観に行った甲…

虫葉

さよならもいわずに/上野顕太郎

おれはまだ、親しい人と死に別れたことがない。それは幸福なこともしれないけれど、経験しなければならない苦痛をまだ残している、という点では、やはり不幸なことなのかもしれないし、もっと単純化していうのならば、結局のところおれはまだ若く、子供で、…

神殿

Window(s)

最終章 宇多田ヒカル

宇多田ヒカルについて、ずっと書きあぐねたまま、どれだけの時が経ってしまったのだろう。少なくとも年の単位で、おれの文章は彼女に触れることをためらい続けている。もともと、おれは「風林火山の如く女を語れ!」という、90年代のアイドルをテーマにし…

まぼろし

(我が家の)ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

ずっと、母方の祖父のことが好きではなかった。 そう言い切ってしまうのも実際とはやはり違っていて、より正確に表現するならば、好きだとか嫌いだとかいう以前の問題で、おれは祖父の生き方を全く理解することができなかった、と言うべきなのだろう。おれに…

涙がこぼれそう

ブラウザをGoogleChromeに切り替えてもうずいぶんと時が経つのだけど、今でも誤って以前使っていたFireFoxを立ち上げてしまうことがある。けなげなFireFoxはそのたびに、「Firefox は現在既定のブラウザに設定されていません。既定のブラウザに設定しますか…

風鈴市

かいじゅうたちのいるカメラ

何でも繰り返すけれども、いま、海獣がアツい。 写真はペンタックスの単焦点レンズ、FA35に海獣の装飾を施したもの。 装飾をフードのみに留めているあたりに、持ち主の臆病な性質が透けてみえるようだ。

おーい磯野〜!野球やろうぜ!

僕はあまり性格のよい子供ではなかったから、小学校の卒業式で「将来の夢は、プロ野球選手です!」などと宣言してしまうような級友たちのことを、腹の底では馬鹿にしていた。こんなド田舎の少年野球チームのレギュラーにさえなれないのに、どうしてプロ野球…

プレ・アポカリプティア

いま、海獣がアツい!!

ほとんど、妖怪。 そうはいっても、もちろん、彼らは妖怪ではない。 にもかかわらず、我々には彼らが妖怪のようにみえてしまうのはなぜなのか? 今日はその辺のところから考えてみようと思う。 おれが思うに、それは彼らが脳味噌の外側の住人だからだ。 たと…

本当のイルカの話をしよう

こんな話を聞いたことがある。我々がイルカだと思っている生き物は、実はイルカではない。例えばそれは、トンボにとってのヤゴ。カエルにとってのオタマジャクシ。つまり、彼らはイルカの幼生に過ぎないのだ。成体となったイルカを、我々が眼にすることがな…

十年前、教室で

先日、とうとう28歳になってしまいました(1982年生)。昔を懐かしんでセンチメンタルな感傷に浸っても許される、そんな年齢になったんだなー。というわけで、今日は十年前高校生だったおれが十年前の教室ではどんな音楽が流れていたか。その辺のところを書…