友達を助けない

困ったときに助けてくれるのが、本当の友達。
これ、一見良い事言っているように思えるけど、どう考えても問題あるセリフですよ。
おれはこーゆー物言いがこの世で一番嫌い。あー、いやらしいいやらしい。
まず、初めに言っておきたいのは、友達を役に立つ立たないで判断してるんじゃないよ、と。
別に判断しても良いけど、その口で真の友情とか語ってるんじゃないよ、と。


ピンとこない人は、
「困ったときに助けてくれるのが、親友ってもんだよ、な……?」
などと呟きながら、連帯保証人の欄に押印するよう求めてくる自称友達を想像して下さい。
まだピンと来なければ、闇金ウシジマ君の絵柄で上記の光景を想像して下さい。
どーですか!?
そこに友情はありますか!?


大体ね、僕に言わせれば、友達なんて助けてくれるとかくれないとかで付き合うようなもんじゃないはずです。
何の役にも立たないけど一緒にいると楽しいとか、最高にくだらねー話ができるとか、
そーゆーもんじゃないですか基本的に。
相互扶助を当てにした関係なんて、友達じゃないですよ。単なる組合です。
友達ってのはそういう義務や契約に縛られた関係じゃないんです。
余裕があれば助けてもいいし、無理そうだったら見捨てていいんです。


だから、もし、僕が窮地に陥ったとしても。
見捨ててもらって構わないです。
そのときの僕はきっと余裕を失って荒んでしまっているだろうから、君を恨んでしまうかもしれない。
でも、気にする必要なんてないよ。
余裕があれば、スープの一杯でも恵んでやって下さい。
もちろん、もっと助けてくれるというなら拒むつもりはありません。
けれど、ほんとうはスープの一杯でも十分以上なのです。


今日のおれは正論しか言ってないはずなんだけど、この説得力の無さはどうしたことだろう。
友達少ないせいだろうか。