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非モテは保護されている

タイトルだけで、もうほとんど言いたいことは言い切ってしまった感がある。しかし今日はあえて続けさせて頂く。おれはいい加減頭にきてるンだ。何がって、そりゃあもちろん、現代の非モテのことだ。とくにゼロ年代に思春期を過ごしている(いた)ような男子。ほんと君たちは甘やかされてるよ。甘やかしているのは誰かっていうと、やっぱインターネット。はてなでブログを書いているような連中とか。ほんとひどすぎるね。貴重な思春期の孤独感をスポイルしてしまっているよ。モテない話が通じすぎるんだ、最近は。モテないという苦しみは、本来、誰にも相談できずに、ずっと心に隠しもっていなきゃいけないような類のものだろう。

卒業文集。女子からのメッセージは全部「あんまり喋れなかったけど」から始まっていた―。

こういうことを、ブログで面白おかしく書いているようでは、やはりだめなんだ。

そりゃあ、第三者からみれば、微笑ましいエピソードだよ。しかし当事者がその視線に成り代わってどうするよ。非モテであることを楽しんでどうするよ。下手したら、モテない自分を可愛いとさえ思ってはいないか。否定しても、だめだ。君は自分が可愛い。モテない自分が大好きなんだ。君の大嫌いなスイーツ(笑)よりもずっと、自分のことを甘やかしている。愛が足りない愛が足りないといいながら、何だその圧倒的なまでの自己愛は……。だいたい、モテない話をしているときの君はどうだ。受け入れられているだろう、たいてい。笑っているだろう、たいてい……。

許さねえ……!!何が許せないといって、こうしたファッションパンクな連中ほど腹立たしいものはない。中途半端なメタ視点。「あえてモテません」と言わんばかりのその態度。おれはどこかのマリー・アントワネットのように「恋人が欲しいのなら、ナンパをすればいいじゃない」なんてことは言わない。
人には物理的限界ってものがあるからな。何をやってもモテない人というものはいるさ((まるで他人事のようだ))だけど、なんだね。運命から眼を逸らすことが、人間のやることかね。違うだろと言いたい。苦しめ!真剣に苦しむんだ!もしかしておれ間違って人間に生まれたんじゃないかとか、それくらいのことは考えるべきよ。少なくとも、インターネットの普及が十分でない時代に生まれたおれたちと同程度の苦しみぐらいは受けるべき。受けるべきよ。そうでないとおれの青春は何だったんだって話になる。そうだろ?