今年の文学フリマはスゴいぜ!こっそりおれも書いてるぜ!!

 ここのところ、大物はてなダイアラー文学フリマ参戦のニュースが相次いでいますが、実は僕もこっそりパーティーに紛れ込んでいます。今回、ヨグ原ヨグ太郎は、UMA-SHIKAという雑誌で小説を書きました。ちなみにこの雑誌、UMA-SHIKAは、ムチャクチャ面白いですよ。これは、自分が参加しているから言うのではなくて、ほんとうにそうなのです。こんなヤバい代物、今まで読んだことねえヨ……!そんな驚きを与えてくれる作品が幾つも幾つも収められているのです。

《小説》存在しない三つの故郷についてのメモワール(id:Geheimagent
《小説》デストルクティオン(id:Dirk_Diggler
《小説》あっちゃんの東京暴動(id:yoghurt
《小説》マリンパレス(id:acidtank
《まんが》かえってきた小鳥 おそろいのポシェット(id:ayakomiyamoto
《小説》FIVE(id:Delete_All
《小説》さよなら人類(id:Delete_All
《小説》信じようと信じまいと(id:nishiogikucho

 僕は今回、「あっちゃんの東京暴動」という小説を書きました。これは近未来の東京暴動と西暦1500年の沖縄戦争が交錯する、超魔術×超武術×超薬物な物語です。過去と未来を捏造し、現在の現実を挟み撃とうと試みています。ポップでありながらハード、それらに加えて、舌の上でしゃっきりぽんと踊る瑞々しさをも備えた表現を目指しました。『東京暴動』と銘打っておきながら、実際の物語はほとんど川崎近辺で展開されていて、都心には全く近寄らないところも見所の一つです。普段のエントリーの百倍くらいがんばって書いたので、読んで頂けると幸いです。
 そんなUMA-SHIKA創刊号は、今週の日曜(5/10)、文学フリマにて発売されます。百部しか*1刷っていないので、お早めのご購入をお勧めいたします!id:yoneyaccoさんによって描かれた、美しいUMAのイラストが目印です。創刊号には特典映像がつくというスペシャルサービスが予定されているとの噂もあります。これは見逃し厳禁と言わざるをえないでしょう。
 まあ、UMA-SHIKAが最高であることは、こちらをお読み頂ければ、もう十分に分かって頂けるのではないかと思いますが、今回の文学フリマには、強力なコンテンツが揃っているので、例えUMA-SHIKAに興味をそそられなかったとしても、会場を訪れないのは絶対に損ですよ。
 例えば、空中キャンプさんの文学フリマ初参戦である短編小説集『下北沢の獣たち』。これまで、『ビンラディンが俺の部屋にいる』シリーズや、『マナとカナ』シリーズなどで、我々を魅了してきたキャンプさんですが、まとまった小説を読むことができるのは、おそらくこれがはじめての機会ではなかろうかと思います。何しろ、あの文才です。すばらしい作品であることはほとんど疑いようがなく、あとはどれくらい素晴らしいのか、といったことだけが問題になるのではないでしょうか。不敬罪も辞さない覚悟で書き上げたという『アイコ六歳』が今から楽しみでなりません。
 それから、忘れてはならないのが、g:bwn『QuickResponse』こちらのグループは今回、非常に革新的な試みに挑戦されています。彼らのコンテンツは、『本』という形ではなくて、メルマガやQRコード、ミニブログといった様々な媒体を駆使して配信されるとのことです。「蒲田」という土地、「文学フリマ」という場を活かした内容になっているとの発言もあり、どうやら「体験する」読書というのがひとつのキーワードになっているのではないかな、と想像します。まだまだ謎の多い企画ですが、こういった実験に触れられるのも、文学フリマの醍醐味ではないかと思います。
 どうですか。今週の日曜日は、蒲田の産業プラザPIOに足を運ぶしかないということがお分かり頂けたでしょうか。アシュラ展よりも、横浜開国祭よりも、5/10は文学フリマなのですよ。蒲田は餃子が美味しいところなので、イベントの終了後は、そこら辺の中華料理屋で肉汁を飛ばしながら文学談義というのもオススメですよ。それでは、蒲田でまた!

*1:「しか」という強気な表現がクールだ